ライザップの調査によるとダイエットに成功した人は36%しかいません。でも実は、ダイエットはとても簡単です。


こんな話をよく耳にしますが、運動なしでラクしてやせられる方法は確実にあります。
ダイエットとは本来「食事制限」のことを言います。つまり、そもそも運動は不要です。そして、ダイエットの成功に必要なのは、「続けるノウハウ」。
…ということで、ラクしてダイエットに成功するための「続けるノウハウ」や、私が今も実践している「さらにやせるダイエット実例」、間食を減らす方法などを紹介していきます。このダイエットは考え方がとても重要なので、ぜひ順番にお読みください。
ダイエットを成功させる3つのポイント
ラクしてやせられる方法を紹介する前に、まず知っておいてほしいことがあります。それは、ダイエットの「失敗原因」
とある調査によると、ダイエットの主な失敗原因は「意志が弱い」「我慢できない」「すぐ効果がでない」の3つです。このうち「意志が弱い」「我慢できない」にフォーカスして見ていきます。
失敗する多くの人は、ダイエット自体がストレスになりダイエットを中止します。ダイエットを成功させる秘訣は、まさにココ!
ポイント1
ストレスにならない程度にユルくはじめる
さらに、ダイエット中にリバウンドしたという人も多くいます。ダイエット中だからといって空腹を我慢しすぎた結果、反動で過食しリバウンドした人をたくさん見てきました。空腹の我慢がリバウンドを招くのです。ダイエットは我慢したら負け!
ポイント2
空腹を我慢しない
糖質の多い食事をしている人は、血糖値の急降下でフラフラになり過食しがち。この場合は、普段の食事から徐々に糖質を減らしていくのがオススメ。ふらつきが減りダイエットも安定します。※私も経験あり、糖尿予備軍
ポイント3
食事の糖質を減らす
ダイエットは意志が弱くてもできます。なのに、なぜ失敗しやすいかというと、「今すぐにやせたい!」という無理を求めるからです。もう、マゾいダイエットはやめて、ラクしてやせませんか?
月に1キロ減!ユルく始めるケトジェニックダイエット
ケトジェニックダイエットとは、糖質制限することで飢餓状態を作り強制的に脂肪を燃焼させるダイエットです。別名「ケトン体ダイエット」、詳細は記事の最後で!
ゆるく始めるにあたって、守るルールはただ一つ。
お腹が空き始める前に豆乳を飲む。
たったこれだけです。ただし、飲むタイミングはとても重要。まずはご飯を食べてからお腹が空き始めるまでの時間を知る必要があります。
ご飯を食べてからお腹が空くまで何時間?
これを確認してください。私の場合は、ご飯を食べてから空腹を感じるまで約4時間でした。
次は飲むタイミング。豆乳を飲むおすすめのタイミングは、空腹を感じ始める1時間前です。私の例で説明すると、朝7時に朝食を取った場合は11時にお腹が空き始めるので、10時に豆乳を飲む。経験上、お腹が空き始めてからだと手遅れで、過食しがち。
豆乳を飲むタイミング
空腹を感じる1時間前に飲む
実は私、バターコーヒーダイエットに取り組んでいたことがあります。1週間で5キロ減量に成功していますが、敵はやはり「空腹」でした。しかし、バターコーヒーダイエットをやめた今でも、このダイエットの方向性は間違っていないと思っています。なので、今現在私はバターコーヒーダイエットを自分向けにアレンジした方法でさらにやせるダイエットを実践しています。
私の一日の食事例はこちら…
さらにやせる!ケトジェニックダイエット実践例
ユルいダイエットに慣れてきたら本格的なケトジェニックダイエットにチャレンジしてみましょう! 身長170cmで76kgもあった体重を1ヵ月で66kgまで減少・維持している私の豆乳ダイエット法の実践例はこちら。ちなみに、私が愛飲しているのはキッコーマンの「おいしい無調整豆乳」。

朝食
朝7時、豆乳コーヒー250mlを飲む
インスタントコーヒーに少量のお湯(50ml程度)を入れて溶かしたあと、無調整豆乳200mlを加えて飲む。
朝~昼間
朝10時、豆乳を飲む
昼食
12時、昼ご飯(お肉とサラダ、タレはオイルに塩・胡椒のみ)

お肉はゆでた豚肉か蒸した鶏むね肉がメイン。

サラダを食べる時のオイルはごま油・オリーブオイル・MCTオイルを混ぜ塩・胡椒したもの。ごま油はこいくちを使うと満足感がアップします。
午後
午後3時、豆乳を飲む
夕食
夜9時、夕飯を食べる。蒸した鶏むね肉を使った料理がメイン。お米は2週間に1日ぐらい。
鶏肉はササミかむね肉。ササミだとほぐしやすくて盛り付けが楽です。
夕食後
食後、物足りなさを感じるときは炭酸水を飲んだり、お散歩したり。
食後軽くうろうろするとお腹の中の「何か物足りない感」が解消され、過食を防止できます。私は記事ネタの思考整理にウォーキングをしています。10分程度ですけどね。
ウォーキングの代わりに「洗濯物をたたむ」「床を軽く雑巾がけする」「お風呂掃除する」などの家事をすることもあります。家事をダイエットに組み込めば、気持ちが前向きになれてGOOD!
糖質をとことん排除するのでけっこうツライかも。ただし、ドライアイや肌荒れといった症状が現れたら炭水化物を摂取しましょう。
豆乳が苦手な人におすすめの代替商品
ストレートタイプの豆乳が苦手な場合は、「麦芽コーヒー」「バナナ」「マカダミア」といった味付きの豆乳を試してみてください。

砂糖が添加されているのでダイエット効果は落ちますが、それでも間食を習慣化するよりはるかに健康的です。うれしいことに低糖質バージョンもあったりします。
ポイントは、豆乳を冷やしてから飲むこと。生ぬるいコーラがおいしくないのと同じです。
豆乳自体がダメな人は、アーモンドミルクやライスミルクといった飲料で飲みやすいものを探してください。
次は、間食をやめる効果的な方法についてお伝えします。
間食をやめるには段階的な挑戦が効果的
結論からいうと、いきなり間食をやめるとストレスが溜まって失敗します。
間食が習慣化している人には、段階的に食べる量を減らしていくことをおすすめします。
それでは、実際にやってみて効果のあった「間食を徐々に減らしていく方法」を教えます。以下は実践例です。
一日にポテトチップス2袋食べている場合
1週間目:1日1袋にする
2週間目:1日半袋にする
3週間目:2日おきに1袋にする
決して無理をせず、段階的に減らすのがポイント。間食をするときも、常に「もし今、間食をやめたら、翌週は2キロやせられている」といった具体的なイメージを持っておくと間食の削減にやる気がでます。
「チョコを食べると虫歯になる…」といったイメージを持って甘いものの誘惑を回避するのも手。
ダイエット成功の秘訣はとにかくユルく始めること。慣れてきて、もっとやせたいと思いはじめたら糖質制限を開始しましょう。
糖質制限するとやせる理由
人間の身体には、こんなエネルギー代謝メカニズムがあります。
瞬発的な運動・軽い運動
糖質をエネルギー源とする
有酸素運動
脂質をエネルギー源とする
飢餓状態(糖質の不足)
脂肪をケトン体に変換し代替エネルギー源とする
人間の身体は糖質を燃料に動いていますが、糖質が不足している状態では糖質の代わりに脂肪を強制的に変換し、代替エネルギーとして燃焼するような仕組みがあります。糖質制限は、この仕組みをうまく使ったダイエット方法、というわけです。
糖質制限の問題点は飢餓状態による空腹なのですが、豆乳ダイエットでは低糖質で腹持ちのいい「豆乳」を飲むことで飢えを回避、過食を防ぎます。低糖質なので脂肪燃焼をほとんど阻害しないと私は考えています。
参考|参考文献・出典など
バターコーヒーダイエット:『最強の食事』
ケトン体とエネルギー代謝:『油脂の科学』
ダイエット失敗率:

ダイエットの失敗理由: