フケを減らしたくて使い始めた酢リンス。うれしいことに頭のかゆみと抜け毛も減り、髪はツヤツヤに! 今回は酢リンスのアレンジということで、ハーブビネガーの作り方と使い方を紹介します。
せっけんシャンプーと酢リンスの使い方についてはこちらの記事をお読みください。
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ハーブビネガーを作る準備
初めて作るとき一番気になるのが、出来たものが自分に合うかどうか。体質に合わなかったり好きになれなかったりするともったいないので、最小限で始めましょう!
用意するもの
- ドライハーブ(お好みで)
- 純りんご酢
- 容器
ここに注意!
初めて作るときは、少量で試すのがポイントです。ハーブの香りが思いのほか強く出ます。複数のハーブを使う場合、組み合わせ次第では予想外の香りになるかもしれません。
初心者におすすめのドライハーブは?
初めての場合は、入手しやすくクセの少ないラベンダーやローズマリーあたりがオススメです。私は食材屋さんで購入していますが、品質にこだわるならハーブ専門店でオーガニックのものを選ぶと良いでしょう。
ドライハーブを売っているお店が近くにない場合は、楽天のネットショップが種類豊富で便利です。なお、ドライハーブにはポプリやハーブティーといった使い道もあります。せっかくなのでアロマ生活をおもいっきり楽しんでみてください♪
クセがなく使いやすいりんご酢は?
私のイチオシは美濃 有機純りんご酢です。数種類のお酢を使った結果、これに落ち着きました。絶対に選んではいけないのが原材料に余計なものが入っているお酢です。
「ミツカン 穀物酢」などは料理用としては素晴らしいお酢ですが、原材料にアルコール、酒かすなどが添加されているため使用感がだいぶ変わります。「ザ・お酢」といった匂いもあいまって、とても残念な印象を受けるでしょう。
なお、「ミツカン 純りんご酢」でも試作しましたが、原材料がりんご果汁のみではあるもののお酢独特の匂いがやや強かったため使用をやめました。一方で「美濃 有機純りんご酢」はシードル(りんご酒)を思わせるようなほのかな果実香が特長的で、酢リンス後の香りとしても悪くありません。価格は500円前後です。
安くすませる容器選び
最初は100円ショップで買えるプラスチック容器をオススメします。私は見た目重視でガラス瓶を使い大失敗したことがあります。なんと、お酢のパワーで金属のふたがサビるんですw
数年前、ハーブビネガーの6ヵ月熟成に挑戦したのですが、気づいたころには蓋の錆が酢に交じり真っ黒に…、泣く泣く捨てるという悲劇を経験しました。
容器もふたもガラス製のオシャレなものも使ったことがありますが、これもすぐに割れました。コスパ最悪です。
ハーブビネガーの作り方
レシピ
- ドライハーブ :10g
- 有機純りんご酢:200ml
1.容器にドライハーブと有機純りんご酢を入れます
2.2週間、毎日1回容器を振ります
3.2週間後ガーゼなどでろ過して完成
ハーブビネガーの使い方
使い道は酢リンスだけではありません。料理にも使えます。
酢リンスとして使う場合
目的
せっけんシャンプーでアルカリ性に傾いた髪や地肌の中和が目的です。ハーブエキスによる相乗効果にも期待。
使い方
ダイソーのソフトボトルに小分けして使うと便利です。
髪の毛の長さにより調整する必要があります。使い慣れてくると酢リンス後の髪の状態で量が適切かどうかわかるようになりますが、この辺りはほかのシャンプーやリンスと同じですね。経験を重ねて、ご自身にとってのベストな量を見極めてください。目安は以下の通りです。
男性の場合
- 洗面器1/3程度のお湯
- ハーブビネガー 小さじ1/2ほど
※ダイソーのソフトボトルならば3プッシュぐらい
女性の場合
- 洗面器1/2~1杯程度のお湯
- ハーブビネガー 小さじ1杯ほど
料理に使う場合
ちょっと手を加えるだけでヘルシーなサラダドレッシングが作れます。
レシピ
- オリーブオイル:大さじ2
- ハーブビネガー:小さじ
- 塩:ひとつまみ
- こしょう:少々
容器に入れて良く振るだけで完成です。仕上げにレモンやライムの果汁をかけるとさわやかな風味に。料理との併用も考えるとドライハーブの組み合わせが楽しくなります。良い組み合わせが見つかったら、ぜひコメントを!