スキンケア

乾燥肌に使いたい!オリーブオイル入りスキンケアクリームの作り方

乾燥肌に特に重要なのは保湿です。空気が乾燥する季節で一番ツライのが肌荒れ。私の場合、乾燥がひどい時は肌がつっぱったり割れて出血したりします。そんなわけで、植物オイルをベースにした手作りのスキンケアクリームを塗って肌の乾燥を予防しています。

 

手作りのクリームで肌が治るの?

 

治せるわけではないんです。オイルによる「保湿効果」で水分を肌に留めるのが目的。これによって肌の乾燥を予防します。肌がしっかり保湿できていれば、細胞の持つ再生力で徐々に修復されていきます。

 

でも、クリームをつくるのって難しいんでしょ?

 

作り方はとても簡単、基本は湯せんして混ぜるだけ! レシピと手順さえわかれば小学生でも作れちゃいます。作り方の詳しい説明については別の記事で案内しています。こちらを参考にしてください。

【オイルで保湿】手作りできる!スキンケアクリームの簡単な作り方

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今までにいろんな塗り薬を試してきましたが、しっくりくるものがありませんでした。そこで始めたのがスキンケアクリームの手作り。下手な市販薬よりよほど安定しています。

 

この記事では、乾燥肌で困っている人に試してほしいスキンケアクリームのレシピを特別公開しています。

 

乾燥肌に使いたい!スキンケアクリームの手作りレシピ

乾燥で顔の皮膚がフケ状になって剥がれるとき、肌がつっぱるとき、カサつくときように作ったレシピです。

 

使う材料

  • オリーブオイル:5ml
  • ホホバオイル :1.65ml
  • スイートアーモンドオイル:1.65ml
  • シアバター :1g
  • みつろう  :0.8g

 

シアバターの入手が難しいようなら、省いても問題ありません。みつろうは固めるのに必須です。スイートアーモンドオイルをマカダミアナッツオイルに変えるとより乾燥肌向きになります。

 

皮膚の状態がひどく痛みがでている場合などは皮膚科に行ってくださいね!

 

作り方

道具を熱湯消毒する

材料をはかる

材料を湯せんする

混ぜる

湯せん終了、容器に移す

色が変わるまでよく混ぜる

冷まして完成

乾燥肌用スキンケアクリームの完成

上の画像は、今回のレシピの完成品です。くわしい作り方は、冒頭で紹介した記事に書いてありますので、参考にしてください。

 

使用した植物オイルの特徴は?

今回使った3つの植物オイルとシアバターの特徴は以下のとおり。

 

オリーブオイル

  • しなやかで安定した油膜をつくる
  • オレイン酸とビタミンEが多く皮膚のケアと再生に役立つ
  • 乾燥した肌、ひび割れやフケのものが出る肌に向く

 

ホホバオイル

  • 人間の皮脂によく似ている
  • のびが良く皮膚にすばやく浸透、持続する
  • 肌のかゆみに格別の力を発揮

 

スイートアーモンドオイル

  • しなやかで安定した油膜をつくる
  • 特に敏感肌になじむ
  • フケ状になったりかゆみが出やすい乾燥肌にもよい

 

シアバター

  • トリテルペンアルコールが多く乾燥を防いでくれる
  • 水分と結合する性質があり柔らかな皮膚になる

 

植物オイルの配合比率についての解説

今回のスキンケアクリームを作る前に、2つほど試作しました。

  1. オリーブオイルだけで作ったクリーム
  2. マカデミアナッツオイル・スイートアーモンドオイル・アプリコットカーネルオイル・シアバターオイルで作ったクリーム

 

1のクリームは少しべたべたが気になる使用感で、2のクリームは少々サラッとしすぎるような使用感でした。2は正直微妙。

 

そこで両者を混ぜてみたところ、のびが良くしっとりとして気持ちのいいクリームになったんです。

 

よく考えたらスイートアーモンドオイルとアプリコットカーネルオイルは性質が似ているので後者を除外。皮膚の炎症改善を期待してマカダミアナッツオイルの代わりにホホバオイルを加えてみました。

 

アレンジする場合のワンポイントアドバイス

 

スイートアーモンドオイルの代わりにマカダミアナッツオイルを入れると、より乾燥肌向きになります。

 

老化肌に対してはマカダミアナッツオイルが最高に相性がいいので、年齢が気になる方はスイートアーモンドオイルと入れ替えて試してみてください。

 

植物オイルによって肌への作用と使用感がかなり変わります。自分の肌に合わせてカスタマイズできるのも手作りの良いところ。ぜひ一度お試しください。

 

 

 

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