こんな方におすすめ
- 昨日食べたものを思い出せない
- 隙あらばおやつを食べている
- 痩せたいのに食事管理ができない
- 買い物に行くと食欲が暴走する
みなさんはいくつ当てはまりましたか? 恥ずかしい話、10年以上前の僕なら全部当てはまります。
痩せたいなら「食欲のコントロール」。わかっていてもそれができないから難しいんですよね~。
問題は、どうすれば食欲をコントロールできるようになるのか?
答えはタイトルにある通り「食べたものメモ」の習慣化です。メモの習慣化ができればダイエット成功率・継続率がぐんとUPします。
この記事では
メモ習慣化のススメ
- メモで痩せられる理由
- メモでダイエットが長続きする理由
- メモで健康管理できる理由
- メモの書き方
- メモ習慣化のコツ
をわかりやすく説明しています。
病気を治すのには時間もお金もかかります。病気になる前に、メモを習慣化して健康を手に入れましょう!!
食べたものメモで痩せられる理由
「食べたものメモ」には次のようなメリットがあります。
メモのメリット
- 記録として残る
- 客観的に食事を見直すことができる
食べたものをメモすると当然記録として残ります。普段どんなものを食べているのか、客観的に見ることができるようになるんです。
食べたものをふと見返すと‥‥
- 揚げ物多いなぁ…
- ごはん食べ過ぎかも?
- 最近肉料理ばっかりだ…
などといった食習慣に気づきます。
実際、僕が食べたものメモを見返して気づいたのは「揚げ物による油摂取量が思った以上に多そうだ…」ということでした。
そこから買う前に原材料を見るようになり、市販のお弁当は「油」を取りすぎるという結論に至り、最終的にほぼ毎日自炊するようになったわけです。
というわけで、食べたものメモを習慣化すると意識が変わり食事を見直すようになります。これが食べたものメモで痩せられる理由です。意識が変わると行動も変わるからです。
食べたものメモでダイエットが続く理由
ダイエット失敗のきっかけは食の誘惑に負けること。みなさんも経験したことがあると思います。
しかし、「食べたものメモ」の習慣が身につくとおやつを買う前に「心のブレーキ」がかかるようになります。
おやつを買うとメモしないといけない‥という「ためらい」が生まれるからです。
誰かに見せるわけでもないメモなのに不思議ですよね?
超重要な注意事項
絶対にやってはいけないことを実例を上げて紹介します。
僕の知人は「食べたものメモ」を「食べておいしかったおやつメモ」に変えてしまいました…。
痩せるための食べたものメモを、もっと食べたいおやつメモに変えたわけです。その後見事に太ったとのこと。まあ‥当然の結末ですが、マネしちゃダメですよ。
食べたものメモで健康管理ができる理由
医食同源という言葉をしっていますか?
医食同源(いしょくどうげん)とは、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方。
ウィキペディアより
今食べているものが将来の健康あるいは病気をつくります。
なので、食べ物に注意を払うのはとても重要なことなのです。もし食べたものメモしているならば、そのメモを見返すことで体調不良の原因が見つかるかもしれません。
例えば、「最近ゲップがやたらと多い」「おならが増えた」など。
これは僕の実体験ですが、食べたものメモを見返したところ「ゲップやおならが増えだした前に飲むヨーグルトを飲み始めた」ということに気づきました。「もしかしたら乳糖不耐症かも?」と言う仮説を立てて飲むヨーグルトをやめたところ、不快感が消えてスッキリ! この体調不良は乳製品が原因だと分かったんです。
このように、メモは健康管理にも活かせます。食べたものメモと合わせて体調の変化もメモしておくと最強の健康管理ツールに早変わり!
どうしても体調不良の原因が見つからない時は、メモを印刷して病院に行けばお医者様が診断しやすくなる、というわけです。
最強の健康管理法
最強の健康管理法は、血液検査を受けておくこと。
血液検査でどこが悪いのかを把握しておくと「取るべき栄養素」「減らすべき食べ物」がしっかり見えてきます。
僕の場合コレステロール値と尿酸値が高いことがわかったので、揚げ物系・お菓子・糖分を可能な限り避けるという意識付けができました。
最善の食事を見つけ出す
食べたものメモを見返すと
- アレルギーの出る食べ物
- 調子が良くなる食べ物
- 気分が良くなる食べ物
などが予測できるようになります。
例えば「ナッツを食べた後にかゆみがでるのかも?」という予測を立てたなら、実際に「ナッツ類を1週間食べるのをやめてみたらどうなるか」を検証します。その結果、かゆみがなくなったのなら「ナッツ類は食べないほうが良いかも」と判断できます。
これを繰り返していくことで、自分自身で最善の食事を見つけ出せるというわけです。もしかしたら腸内環境が改善できて便秘も治っちゃうかもですよ?
メモの書き方
僕がメモに使っているのは「Tera Pad」というパソコンのソフトウェア。Windows標準搭載の「メモ帳」でも問題ないです。ここはお金をかけずに行きましょう! メモ帳とTeraPadについては記事の最後のほうに記載しています。
紙のノートやスマホのアプリに書いてもいいと思いますが、パソコンで書くと
- 調べやすい(参照しやすい)
- データ加工しやすい
といったメリットがあります。
食べたものメモの書き方は
- 日付
- 食事内容(朝、昼、夜)
この程度でOKです。
なお、僕の実際のメモはこんな感じ(2020年10月のメモから一部抜粋)
実際のメモ
10月24日
<食事> 朝:モリンガ豆乳、昼:セロリとベーコンのインド風炒め、鯖缶1/3、焼き芋、夜:めかぶ納豆、ベーコンと目玉焼き
<運動> 朝ストレッチ、ウォーキング、夜ストレッチ
10月25日
<食事> 朝:モリンガ豆乳、いりこ、昼:セロリときゃべつ、ベーコンのインド風炒め、鯖缶1/3、夜:すき焼き
<運動> 朝ストレッチ、ウォーキング1時間半、夜ストレッチ
※今日はヘルニア発症した日から今までの中で一番腰が軽い、しびれもない。天気も良くて快適!
10月26日
<食事> 朝:モリンガ豆乳、昼:ほうれん草とベーコンのオリーブオイル炒め、パン、夜:めかぶ納豆、鯖缶1/3
<運動> 朝ストレッチ、ウォーキング2時間、夜ストレッチ
※昨日椅子に座る時間が長かったので朝から少ししびれが出る
※椅子に座るときは30分毎に立ち上がって休憩
※スマホのタイマーを使用
※モリンガ豆乳=「モリンガ茶」に豆乳を入れて混ぜたもの。
※習慣化できた後のメモなので食事以外のことも書いています。
メモ習慣化のコツ
習慣化のコツ
- まず3日間だけやってみる
- 最初は食べたものだけメモる
- 内容はざっくりでOK
低学年の小学生でもできそうなレベルから始めるのがポイント!
3日続いたら次は1週間。
1週間続いたら2週間。
1ヵ月続いたら内容を少しだけ詳しくする。
こんな感じでハードルをほんの少しずつ上げていくと苦になりません。
「面倒くせ~な」と感じ始めたら、書く内容を薄くしましょう。続ける工夫も大事ですっ(*'ω'*)
メモの超絶メリット
実はメモは感情のコントロールにも使えるといわれています。
メモの習慣化ができたら「不安・イライラ・心配事・嫌なこと」といった感情もチラ書きしてみてください。
感情を書き出すことで、脳からストレスを吐き出すことができるんです!
加えて、「今、ここ」で自分が感じているものをしっかりと把握することができます。「不安・イライラ・心配・嫌」と言った感情が今自分の中にあると認識するのは、精神的にもとても良いことなんです。
ダイエットには気持ちの整理も超大事 (*^^*)
まとめ
食べたものメモで痩せられる理由
- 意識が変わり食事を見直すことができるから
食べたものメモでダイエットが長続きする理由
- おやつを買う前に心のブレーキがかかるから
食べたものメモで健康管理ができる理由
- 体調不良の原因を探せるから
- 自分の最善の食事が見つかるから
メモの習慣化は「簡単なことを3日だけやってみる」ことがポイント。面倒に感じたらもっと簡単に書く! とにかく「これなら続けられる」という最低ラインを探してみてください。
習慣化できたら、メモする内容も増やしていくと自分だけの超健康管理ツールに生まれ変わります。全人類に義務化すべきレベルで有用です。
すぐ行動するのが最強
失敗は財産です。失敗してもがっかりする必要はありません。一番アカンのは‥
- 読んだだけで満足してやらない
- 先延ばしで結局やらない
まずは一歩、踏み出してみましょう!!
やる気になった今この瞬間から行動できる人は人生が変わります。
メモ帳とTeraPad
メモ帳(Windows10)
画面左下「スタート」ボタンクリック → 「Windowsアクセサリ」クリック → 「メモ帳」クリック
※画面下のタスクバーに登録(ドラッグ&ドロップでOK)しておくと便利です。
TeraPad
窓の杜やVectorなど外部サイトにアクセスしてダウンロードの上ご使用ください。更新がかな~り昔なのでセキュリティなど不安に感じる方はメモ帳のほうが良いと思います。
※ソフトウェアの使用に関するトラブル等について、当方では責任を負いかねます。
やり抜くための参考書
僕のメモ習慣化について種明かしをしましょう。
実は食べたものメモを習慣化するにあたって参考にした本があります。
それは「やり抜く人の9つの習慣」。特に参考になったのが
- 5章:「成長すること」に集中する
- 6章:「やり抜く力」を持つ
の2つの章です。
どうしても最初の一歩が踏み出せない方、失敗が怖い方、習慣化できる自信がない方などにオススメ!
なぜなら僕自身「完璧主義傾向」が強く「始めたこともすぐ挫折」「失敗しまくる自分に落胆」しちゃうポンコツなのに、今こうして習慣化できているから。
この本の2つの章は、そんな僕にやり抜く「ヒント」をくれました。みなさんの習慣化にもきっと役立ちます。
人生を変えたい方は一読の価値あり