今まで決済は現金一筋だったけど、ついにPayPalでキャッシュレスデビューしました。PayPalは登録がサクサク進むし、お買い物の決済がびっくりするほどスムーズ。
ネットショップの決済画面で「なんでコンビニ支払いがないんだよ!」とか「キャッシュレスなんて絶対やらないし!」などとグチりながらブラウザを閉じていたあの頃の自分(数日前)を懐かしく思います…。
キャッシュレス化したら、たった一つのボタンを押して支払終わり。便利すぎる。なぜあんなに意固地になっていたのか・・・
今どき現金支払いとか、ダイヤル式の黒電話かよっ
とはいっても、PayPalが使えるのってネットショップぐらいで、実店舗はほぼない。実店舗で使えたら超便利だったのに残念です。
PayPalが使えるサービス
hulu、YouTube、steam、facebook、Dropbox、Jetstar、iHerb など
時代はキャッシュレスよ。やっぱ実店舗でも使えるPayPayとか楽天Payもやるべきか? よしっ、今日から私は未来を生きるぜ!?
…などと思っていた時期が自分にもありました。
PayPalでキャッシュレスデビューした結果
支払が楽すぎてあっという間に金銭感覚がマヒした私がいます。iHerb(ネット通販)でも使えるし、気がついたらsteamでたいして欲しくないゲームまで買っていたほどです…。
現金支払いだとお金の減少が目に見えてわかるから物欲を抑えられていたわけですが、今や財布のひもはユルユルです本当にありがとうございました。もし実店舗で使えていたら危なかった…。
しかし、国が後押ししているだけあって浸透力もすごいですよね。そこをうまく利用して一気に天下を取ったPayPayの鮮やかな戦略もまた見事。得するのに使わないやつはバカって風潮すらあるレベル。
キャッシュレスを不便にして無駄遣いを減らす
私は、お金は使うより貯めたい派。無駄遣いをへらすべく、PayPalアカウントはそのままに「ワンタッチ」支払を解除して不便にしました。ある程度不便なほうが自制が効くんですよ。実際、パスワード入力という手間を一つ増やしたことで少し冷静に買い物ができるようになりました。ゲームで例えるとボス戦前にトイレに行って一旦落ち着くみたいな感じです。株で例えるならMM銘柄のサーキットブレイクですかね。
でもよく考えたら、これってキャッシュレスのメリットないよね? 情報管理も面倒だし、いっそのこと完全にやめるってのもありかも…
キャッシュレスやめる人、結構いる
キャッシュレスやめたって人が結構いるようです。しかも、やめた理由がだいたい同じ。
キャッシュレスをやめた理由
- 便利すぎて買い過ぎる
- 買ったものを覚えてない
わかりみw
頭悪そうな理由に見えるけどガチです! 買い物ハイみたいな感じ。そういや、こんな記事もありました。
・・・急にキャッシュレス化したらだめかもしれない。
さらにはこんなツイートも
キャッシュレスの実態なんだけど、結局前から使っていて、継続してポイント還元受けてる人が64.9%もいるんだって・・・😢👧🧧
利用し始めた人は14.7%で、もうやめた人が3.5%なんで、結局新しく始めた人って11.7%しかいないってこと・・・🤔😱👧🧧 pic.twitter.com/Y6QglgaWHw— くにたみいつき (@shohizei_itsuki) November 5, 2019
うんうん、もうちょっとで私も3.5%のほうに入りそう。
キャッシュレスの問題点とは?
▼キャッシュレスを加速させた「キャンペーン」でも問題が発生している模様。
20%引きが当たり前になったキャッシュレス。
このキャンペーンをやめた瞬間、大量のユーザーが猛ダッシュで逃げ出す。
Felicaの方が圧倒的に便利だもの。
Felica側のサービスで、個人間送金機能を加えたらバーコード決... #NewsPicks https://t.co/6cP8dt74nk— なりたかずよし (@kazuyoshinarita) August 8, 2019
便利だから始めたって人より、20%引き目当てで始めた人がとっても多そう。そりゃお目当てのものが終われば使うのやめますよね…。エサもってないと寄ってこない野良猫のようなもの。
▼キャッシュレスやめたっていうお店も・・・
キャッシュレスは使う側は便利でいいかもしれないが、店は数%がカード会社に取られる。結局は大会社が得してる。働いてる旅館ではカードは厳しいとなり、結局やめた。ポジティブな面だけじゃないと思う。 #ss954
— キノ (@kino1613) December 19, 2018
手数料は収入源。これなしには存在しえないって会社も多そうですが…正直こんなの誰も負担したくないですね。
今はお店負担かもしれないけど、クレジットカード決済みたいに、いつかは消費者負担になるんじゃないかと…。もし、決済方法に現金支払いがなくなったら・・・どこかで買い物するたびに消費税+手数料。金銭負担がでかくてイヤすぎる。消費が冷え込むどころじゃない気がします。なお、PayPayの場合、手数料は店舗負担で、2021年10月1日から決済時に0~3.74%徴収とのこと。
超余談|リボ払いだけはやめておけ!
昔勤めていた会社に、給料日の翌日には「金がない!ない!」と騒ぎだすセンパイがいた。
「給料もらったばっかなのに、なんでもうお金がないんですか?」
と聞くとセンパイはこう答えた。
「支払ですぐなくなっちゃうんだよ」
センパイは続けて言った。
「そうだ、お金に困ったときのとっておきの方法教えてあげるよ。」
そういって見せてくれたのは3枚のクレジットカード。
「ほら、魔法のカード。困ったときはリボ払いで乗り切れるし、じゃんじゃん使ったほうがいいよ。カード貸してくれたらリボ払いの使い方、俺が教えてあげる。」
私は瞬時に理解した。(あっ、これはダメな人だ…)と。
この人との会話は避けよう、そう思ってその場を離れようとした私に対し必死に食い下がるセンパイ。
「え?俺と飲みに行くの嫌なの?」
何故か一緒に飲みに行く話になっていたのに驚きを隠せない。
「じゃあ、金貸して」
人づてに聞いた話だと、「リボ払いで銀行口座からお金がなくなり、またリボ払い」という悪循環を繰り返している様子でした。
リボ払いの先にあるのは、無間地獄。リボ払いだけは絶対にやめておけ!!
お金がないのに「使える」のは魔法じゃない。
リボ払いの実態は、消費者金融からお金を借りているのに近いんです。
お金を持ってない人に貸すわけだから、貸すほうもリスク分を上乗せするのは当たり前ですね。
なお、このセンパイは「お金貸して」がしつこいので、私もお金がないアピールをするためこんなウソをつきました。
「実はパチンコで負けて私もお金がないんですよー」(もちろんやってない)
効果抜群で「お金貸して」は言われなくなりました。
この後、私がパチンコで借金まみれという噂が流れたのは言うまでもありません。
しかし、この会社は超ブラックだったので悔いはない!