スキンケア

手作りハンドクリームにオススメのオイルとみつろうは?

保湿するならお風呂上り直後のオイルケアが最強です。

 

でも、オイルってなんかべたつくし、持ち運びもしにくいし面倒ですよね。

 

そこで、ハンドクリームの手作りです。ベースとなるのはオイルとみつろうの2つだけ。ハンドクリームと書いていますが、実は全身に使えます。

 

この記事では手作りハンドクリームでよく使われる人気オイル(キャリアオイル)とみつろうを紹介していきます。

手作りハンドクリームで人気のオイル

コスパが良くて毎日使える人気のオイルはこちら。

  • スイートアーモンドオイル
  • マカダミアナッツオイル

 

スイートアーモンドオイルの特長

古代から使われてきた美容アイテム

約80%のオレイン酸が肌にやさしく作用

マッサージオイルとしてよく使われている

とても長持ちする

古代から愛用されてきた美容アイテムです。マッサージオイルとしてよく使われるオイルで実績も十分。いろんな肌タイプに合う万能オイルです。迷ったらまずはコレ!

 

マカダミアナッツオイルの特長

人の皮膚にやさしくなじむ

消えるオイルと呼ばれている

べたつき感が少ない

長持ちする

べたつき感が少ないオイルです。皮膚に含まれる成分とよく似たパルミトレイン酸が多いので肌になじみやすいです。

そのためオイル感が早く消えます。なので、消えるオイル(バニッシングオイル)と呼ばれています。

僕はマカダミアナッツオイルを愛用しています。

 

品質の良いオイルの選び方

  • コールドプレス(低温圧搾法)で抽出されたオイル
  • 原産地が書かれてる
  • 遮光瓶に入っている

 

有機溶剤(化学薬品)で抽出されたオイルが結構流通しています。これはできるだけ避けたいのでコールドプレスまたは低温圧搾法で抽出されたオイルを選びましょう。

原産地の書かれていないオイルは、僕の経験上ちょっと怪しいものが多いです。別のオイルとブレンドされている可能性があるので回避推奨。

遮光瓶に入っていないオイルは酸化が早まる可能性があります。遮光瓶入りのオイルを買っておけばひと安心!

 

オリーブオイルはブレンドして使うのがベスト

オリーブオイルは粘度が高くべたつき感が出やすいオイルです。なので、スイートアーモンドオイルかマカダミアナッツオイルとブレンドして使うのがオススメ。

オリーブオイルをブレンドしたオイルは、少しみずみずしい感触を楽しめつつも、べたつき感がそれほどありません。潤い感が欲しい方には特にオススメです。

 

シアバターは好みが分かれる

ちょっとザラ付きのある感触のせいか、好みが分かれます。シアバターをブレンドしたハンドクリームは「つぶつぶ」が出てしまいがち。これが苦手という方もいます。

精製品は白色、未精製品は黄~薄い黄緑色です。100gあれば十分長く使えます。

ポイント

シアバターは買うお店によって香りと使用感に差がでるので、そこも楽しめる人には良い感じ!

 

みつろうの選び方

  • ニオイが気になる方は精製品を選ぶ
  • 「粒状」に加工されたものがオススメ

みつろうとは、ミツバチの巣から採れる天然のロウのこと。オイルをクリーム状にするために使います。精製品(白色)と未精製品(黄色)の2種類があります。

未精製の板状のみつろうは自分カットして使う必要があります。かなり大変なのでこだわりのある人以外にはオススメしません。

板状のみつろう

 

僕が使っているオイルとみつろう

【注意】送料はしっかり確認してください。


原産国:アメリカ、抽出法:低温圧搾法、未精製

 

原産国:オーストラリア、抽出法:低温圧搾法、未精製

※今はカルディの実店舗で買える「サンコーストゴールド マカダミアナッツオイル」を愛用しています。

 

原料:タンザニア、製造:日本、 精製

※使いやすいのでオススメ。50gあれば十分です。

 


原産国:ガーナ、精製

 

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原産国:アフリカ・ブルキナファソ、未精製

※未精製のためか、少しスモーキーな香りです。

 

オイルの精製品と未精製品の違い

  • 精製品 :未精製品より長持ちするが微量成分(栄養)は少ない
  • 未精製品:微量成分(栄養)がそのまま残っている

 

精製されたオイルは、いろいろな成分が除去されています。除去される成分には、ビタミンやトコフェロールなどの微量成分も含まれます。アレルギーに不安のある人に向く商品です。

一方、未精製品は絞ったままのオイルです。海外では未精製オイルのほうが好まれているようです。

 

オイルの酸化について

開栓後は時間とともに酸化します。オイルの匂いが換気扇の油汚れみたいな嫌なニオイになってきたら捨て時です。

酸化したオイルを使うと、ピリピリしたりチクチクしたりと違和感が出ることがあります。

 

豆知識|オイルの抽出方法について

コールドプレス(低温圧搾法)

昔ながらのやり方で、熱を加えずに圧力をかけて搾り取る方法。熱に弱い栄養成分もしっかり残る。

エクスペラープレス(高温圧搾法)

高い温度で圧力をかけて搾り取る方法。搾油機に入れる前に120度まで加熱される。熱に弱い栄養成分はどこかに消える。

有機溶剤抽出法

化学薬品で溶かして抽出する方法。ヘキサンがこっそり使われている可能性もある。原産国が発展途上国の場合は特に注意したい(ドラム缶でガシャガシャ‥)。化粧品の素材につかうなら、この抽出方法のものは避けたほうが無難かも。

超臨界流体抽出法

超臨界状態にある物質を使って成分の抽出を行う方法。なんか難しくてすごそうなやつ。精油の抽出で使われることがあり、だいたい高価で手が出ない。

 

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